要支援2でも使える介護サービスを増やすには?

要支援2でも使える介護サービスを増やすには?

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父は一人暮らしをしています(88歳、心不全あり)。現在は要支援2と認定されていますが、実際の状態からすると要介護に近いと感じています。


地域包括支援センターに相談したところ、「独居だから要介護認定はできない」と言われ、使える介護サービスが限られてしまっている状況です。


本当に「独居だから要支援」ということがあるのでしょうか?父の状態に応じて、使える介護サービスを増やすにはどうすればよいでしょうか?


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ご相談ありがとうございます。ご本人の状態が明らかに要介護に近いにもかかわらず、必要な支援が受けられないというのは、ご家族にとってもとても心細く、不安な状況かと思います。


結論からお伝えしますと、現行の制度上、「独居だから要支援になる」という決まりはありません。要介護認定の判断基準は、「日常生活での困りごと」や「介護や医療的な手間の程度」に基づいており、疾患名や居住形態(独居かどうか)は、直接的な判断材料とはなりません。


お父様の状況を直接拝見しているわけではないため推測にはなりますが、地域包括支援センターが伝えたかったのは、「一人暮らしが現時点では成り立っており、日常生活に明らかな支障が見られないため、要介護認定には至らなかった」ということかもしれません。


なお、認定結果に納得がいかない場合、不服申し立てを行うことも可能ですが、すぐに再認定されるとは限らず、手間に見合わないこともあります。そのため、まずは現実的な対応として、以下のような方法を取ることで、支援の幅を広げられる可能性があります。


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回答者:岩瀬 良子(いわせ・りょうこ)

介護支援専門員(ケアマネジャー)/介護福祉士 京都大学総合人間学部卒業。病院・施設・在宅など多様な現場に従事し、介護職員初任者研修講師経験や英国ホスピス視察などを経て「地域ケア」と「納得のいく看取り」を探求・実践する。現在はその知見を活かし、「仕事と介護の両立」に関する個別相談やQ&A対応、専門記事の編集を担当。現場のリアリティと専門知識に基づいた、正確で温かみのある情報発信を行っている。【執筆協力】中央法規出版『生活援助従事者研修 公式テキスト』

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