同居・別居による介護サービスの違いは?認知症による口座凍結解除の方法や事前対策とは?

同居・別居による介護サービスの違いは?認知症による口座凍結解除の方法や事前対策とは?

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御社セミナーで「介護は同居よりも遠隔の方が良い」という話があり、介護の補助についても同居よりも遠隔の方が得やすいように感じました。その点を含めて、下記について教えてください。


1.同居介護と遠隔介護における補助は、それぞれどのような具体的な違いがあるのか

2.完全同居(同一建屋)でなく敷地内同居(異なる建屋)の場合は、どちらの扱いになるのか


また、以下、認知症による口座凍結についても教えてください。


3.仮に口座がロックされた場合に、解除の方法はあるか

4.事態を防ぐために認知症になる前にやっておくべきことがあるか


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この度は、セミナーへのご参加、またご質問をいただき、ありがとうございます。

順を追ってお答えいたしますので、ご参考にしていただけますと幸いです。


なお、1および2の介護保険サービスに関しては、自治体ごとに制度の差が大きいため、詳しくはお住まいの市町村の福祉課等にご確認ください。また、3および4の資産管理については、私どもの専門外となりますので、一般的な観点からお答えさせていただきますことをご容赦ください。


1. 同居介護と遠隔介護の補助の違い


① 在宅サービスにおける違い

同居の場合、原則として訪問介護(ヘルパー)の生活援助(料理、洗濯、買い物等の家事)は介護保険でサポートされません。ただし、同居であっても、家族の体調や就労状況によりサポートが認められるケースもあります。


② 施設入所の優先度における違い

同居家族の有無のみが基準ではありませんが、

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回答者:岩瀬 良子(いわせ・りょうこ)

介護支援専門員(ケアマネジャー)/介護福祉士 京都大学総合人間学部卒業。病院・施設・在宅など多様な現場に従事し、介護職員初任者研修講師経験や英国ホスピス視察などを経て「地域ケア」と「納得のいく看取り」を探求・実践する。現在はその知見を活かし、「仕事と介護の両立」に関する個別相談やQ&A対応、専門記事の編集を担当。現場のリアリティと専門知識に基づいた、正確で温かみのある情報発信を行っている。【執筆協力】中央法規出版『生活援助従事者研修 公式テキスト』

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